
ナッペとは、スポンジ生地の表面や側面に生クリームなどを均一な厚みで塗り広げ、デコレーションの土台となるなめらかな面を作る製菓の技法です。回転台とパレットナイフを使い、生地を回しながらクリームをならしていく、洋菓子作りの基本技術のひとつとされています。この記事では、ナッペの意味と由来、基本の手順ときれいに仕上げるコツ、よくある質問までをわかりやすく解説します。
ナッペとは、生地の表面にクリームなどを均一な厚みで塗り広げる製菓の技法のことです。
ナッペとは、フランス語の「ナペ 【仏:napper】」に由来する言葉で、本来は「覆う」「かぶせる」という意味です。製菓の現場では、スポンジ生地の表面や側面に生クリームなどを均一な厚みで塗り広げ、デコレーションの土台となるなめらかな面を作る技法を指します。回転台(ターンテーブル)とパレットナイフを使い、生地を回しながら少しずつクリームをならしていくのが基本のやり方です。ナッペの仕上がりがきれいかどうかは、その後のデコレーションの美しさに直結するため、洋菓子作りの基本技術の一つとされています。
土台となる生地にシロップなどを含ませ、あらかじめ表面を整える
クリームを生地の上面にのせ、パレットナイフで外側へ広げる
側面にもクリームをのせ、パレットナイフを立てて生地に沿わせながら余分なクリームをならす
回転台を回しながら、上面と側面の角をパレットナイフで整える
余分なクリームをパレットナイフでそぎ落とし、表面をなめらかに仕上げる
きれいなナッペに仕上げる最大のポイントは、パレットナイフを生地に強く押し付けすぎず、一定の角度と力加減を保ったまま、回転台の回転スピードに合わせて動かすことです。クリームが柔らかすぎると表面が乱れやすいため、泡立て具合や温度を適切に管理しておくことも仕上がりを左右します。
ナッペは生クリームなどをパレットナイフで塗り広げて土台の面を整える技法で、主にデコレーション前の下地作りに使われます。一方アイシングは、砂糖を主原料にした糖衣を生地の表面にかけたり塗ったりして装飾・コーティングする技法で、使う材料や目的が異なります。
よくある原因は、クリームの硬さが合っていないことと、パレットナイフの角度・力加減が一定でないことです。クリームが柔らかすぎると表面が乱れやすく、硬すぎると塗り伸ばしにくくなるため、状態を見ながら調整することが大切です。
パレットナイフですっと伸ばせて、かつ形が保てる程度の、七分立て〜八分立てが目安とされています。柔らかすぎると崩れやすく、硬すぎると生地の表面を傷めてしまうため、状態を見ながら調整します。
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